白内障検査方法と費用相場が知りたい!簡単なの?内容は?瞳孔チェック!

女性の目
生活する上で、「目」は最もと言っていいほど必要なものですよね。
だからこそ、目の病気はとても怖いものでもあります。

 

今回解説をする白内障は、失明する原因になりうる病気です。
ですが、実際はしっかりと処置をすれば失明することはないものなんです。
逆に、検査をしなかったり、怖いからといって放置したりすることで、どんどん症状は進行して取り返しのつかないことになってしまいます。

 

怖い気持ちはとても良くわかます。
不安を抱えている人のために先に言いますが、検査は痛みもないし、短時間で済むんですよ。

 

それでは、検査を受けに行く前に知っておくと安心な検査の方法や費用の相場などを紹介していきます。

 

 

自覚症状チェック!

チェック
まずは、簡単に自分が白内障の可能性があるのか?
さっそくチェックしてみましょう。

1. 遠くの人の顔が認識できない
2. 天気の良い日はまぶしく感じる
3. 老眼鏡をかけても文字が読みづらくなった
4. 階段の段差に違和感を感じる
5. 運転中にものが見えにくい(免許所有者のみ)
6. 特に明るい場所で視力が低下するように感じる
7. 読書で目が疲れる
8. 手元が見えづらく、細かい作業がやりづらい
9. パソコンで数字の6と8の見分けが難しい
10. 眼鏡を作り直す時に視力が出ないといわれた
11.片方の目が極端に見えにくい
12.目がかすんで疲れやすい
13.テレビの字幕などが見えづらくなった
14.年齢が50歳以上である

 

この中で7個以上当てはまる項目があれば白内障の可能性があるかもしれません。
特に、眩しく感じたり、片方の目が極端に見えにくかったりしたら要注意ですよ。

 

違和感を少しでも感じる人は眼科を受診しましょう!

 

どの年齢層に多い?

一番よく見られるのが加齢によって起こる「加齢性白内障」です。

 

年を取れば肌や髪の毛、体力の低下や代謝の低下など様々な「老化現象」が起こりますよね。
加齢性白内障もその老化現象の一つです。
個人の差はあっても、年を取れば誰でも加齢性白内障になります。
老化現象の一つなので年を取ればとるほど発症率は高くなるんですよ。

 

更に80代以上の方は、ほぼ全員が加齢性白内障にかかっているという調査結果もあるほどなのです。

 

ただ、先ほども述べましたが白内障には他にも種類があります。
ということは中高年だけに起こる病気ではないのです。

 

その一つが「若年性白内障」。

 

20代や30代、まれにですが10代の人でも発症することだってあります。
若年性白内障になる原因は他のケガや疾患によるものが多く、

 

  1. 目を激しくぶつけるようなケガをしたことがある人
  2. ぶどう膜炎、網膜剥離などの眼の疾患を持っている人
  3. アトピー性皮膚炎、糖尿病などの全身の疾患を持っている人
  4. 遺伝によるもの
  5. 放射線や赤外線が目を傷つけた場合
  6. 副腎皮質ホルモン、ステロイド剤、抗精神病薬の副作用によるもの

 

このようなものがあります。
決して白内障は「老化現象」だけで起こる疾患ではないことを知っておきましょう。

 

白内障の検査方法は?

検査する女性
「目」となると、とっても不安になりますよね。

 

「もしかして痛いんじゃないか?」
「大掛かりな検査で時間がかかるんじゃないか?」

 

と思うかもしれませんが、検査自体は簡単なものです。

検査内容

視力検査

眼鏡やコンタクトなどを外した状態で行う裸眼の視力検査と、メガネやコンタクトレンズをしている状態の視力(矯正視力)の両方をはかります。
裸眼での視力が悪くても矯正視力が良いのであれば心配することはありません。

 

矯正しているのに視力が悪いということであれば、眼球に何らかの異常があり治療の必要性がでてきます。

眼底検査

網膜が正常かどうか、また視神経に異常がないかを調べます。

細隙灯顕微鏡検査

白内障の一番の症状である水晶体の濁りの状態を調べる検査です。
スリットランプという機械で眼球を透かし角膜や水晶体を調べます。
ここでは検査前に散瞳(さんどう)薬と言って、瞳孔を広げる薬を点眼します。

 

点眼後3〜5時間は目の焦点が合いづらいので車の運転は避けるようにしましょう。
病院に行くときは、電車やバスで行くのがいいでしょう。

角膜内皮細胞細胞検査

角膜の内皮細胞に異常があるかないかを調べます。

眼軸長検査

目の大きさを測定します。
代わりに入れるレンズの大きさを決めるために必要です。

視野検査

問診などから緑内障などの視野の欠損が考えられる場合には、この視野検査をする場合があります。

 

一点を見つめた時に見える範囲と感度をしらべ、片目ずつ行います。

診察

服用中の薬の確認や、現在手術を受けられる状態なのかどうかなどを診察します。
水晶体の濁りが進行している場合は、超音波検査などで詳しく調べます。

 

レーシック手術を以前に受けている場合はこの時に申告するようにしましょう。
理由は、レーシックを受けていると正確な角膜のカーブを計測できないのです。

検査時間

これだけたくさんの種類があるのなら、さぞかし時間がかかるのではと思いますよね。

 

実際は、白内障の検査時間は診察を除いて10〜15分程度。

 

一つ一つの検査がとても簡単なので、思ったより時間がかからないのです。
痛みもないので、安心して検査を受けましょう。

 

気をつける点や持ち物は?

 

先程もお伝えしましたが、検査を行う際に白内障を正確に判断するため瞳孔を開くための目薬を差す場合があります。

 

目薬の効果は4〜5時間です。

 

この間は車の運転ができません。

 

ですので白内障の検査をする場合は車で病院に行くのは控え、公共の交通機関を使うようにしましょうね。
なるべく付き添いの人がいると安心です。周りの人にお願いしましょう。

 

どうしても車でないと不便な場合は、付き添いの人に運転してもらうか、タクシーで行くのがいいでしょう。
また、白内障の検査の中に詳細な視力を測る検査があります。

 

この際に矯正視力を測ることがあるので、メガネやコンタクトレンズを使用している方はそれを持っていくようにしましょう。
後は、当然ですが健康保険証と点眼をするのでお薬手帳が必要になります。

 

ここまでをまとめると、

 

気をつけること
  1. 公共の交通機関を使って病院に行きましょう。
  2. なるべく付き添いの人に同行してもらいましょう。
  3. メガネやコンタクトを着用している人は持っていきましょう。
  4. レーシック手術を行った人は申告しましょう。
持ち物
  1. 健康保険証
  2. メガネ、コンタクト(着用している人のみ)
  3. お薬手帳(持っている人のみ)

 

準備をしても心配なら、事前にお医者さんに問い合わせるのがいいですね。

白内障の費用相場

費用相場の疑問
検査ってどれくらいの金額になるか予想ができませんよね。
血液検査などは意外とやることがあるので「大体これくらかな」と予想できますが、白内障の検査なんていくらお金がかかるのか全く分からないかと思います。

 

病院によって受ける検査の数も内容も違うので一概には言いにくいのですが、大体の相場がどれ位なのか見てみましょう。

検査時の費用

保険を使用したとして、3割負担なら1000円から5000円程度くらいが相場といったところでしょう。

 

ずいぶん差があるような気がしますが、これは病院によって検査の種類が異なったり、また症状の進行具合によって検査の数が変わってくるのでどうしてもこれくらいの開きが出てしまうのが現実です。

 

費用に不安がある場合は、検査を受けようと思っているお医者さんに一度問い合わせてみるといいでしょう。

 

検査の種類と概算の費用を複数の眼科に聞いてみるのもいいかもしれませんね。
そうすれば、「高い」「安い」がなんとなく分かるかと思います。

 

検査に金額どうこう言いたくない気持ちもありますが、その後処置が必要になった場合やっぱり金額面は気になってくると思うのでしっかり見定めたほうが良いでしょう。

 

手術になった場合の費用

病院
では、検査した結果「白内障」だった場合はどれ位の費用がかかるのか?

 

白内障手術の気になる費用についてですが、目の中に入れるレンズの違いによっても異なります。
レンズの種類による費用の違いについても一応見てみましょう。

単焦点レンズを入れた場合

白内障手術で主流となっているのが単焦点レンズです。

 

自分の目の中にある天然の水晶体は見るものの距離に合わせ厚くなったり薄くなったりすることで自然にピントを合わせる機能が働きます。
白内障手術をした際に挿入する単焦点レンズは自分でを変えられないので、常に一定の距離にピントが合った状態になります。

 

なので単焦点レンズを入れる場合は近距離、遠距離、中間距離の3タイプの中自分の生活スタイルに合わせてピントを合わせるレンズを選ぶ必要があります。
ピントが合わない距離のものを見るときはメガネを利用して矯正しながらものを見る必要があるのです。

 

単焦点レンズを入れる白内障手術には健康保険がつかえます。
手術費用だけでなく手術前後に受ける診察や検査、投薬、入院などの費用にも全額健康保険が使え、片目の場合は3割の自己負担で5〜6万円台、1割の自己負担で1万8千円〜2万円台が一般的です。

 

多焦点眼内レンズを入れた場合

多焦点レンズは近視用のレンズと遠視用のレンズが組み込まれているため、メガネを使わずに近いものも、遠いものも見ることができます。
ただし見え方になれるまでに時間がかかる人もいます。

 

多焦点レンズは残念ながら健康保険の適用外なのですが、国が認めた「先進医療」として認可されています。
どういうことかというと、レンズを入れる手術は全額負担しなければなりませんが、診察や検査、投薬、入院などに関しては保険の適用を認めますよ、という意味です。

 

単焦点レンズよりも機能はよいのですが、その分手術代は全額負担してね、ということです。
手術費用は片目で30〜50万円程度、それに加えて保険適用部分(入院・診察・検査・投薬代)が別途数万円程度かかります。

 

昨今、多焦点眼内レンズの種類も増えていますが、先進医療が適用されるレンズは厚労省で認可された「レストア(Alcon社製)」「リズーム(Abbott Medical Optics社製)」「テクニス・マルチフォーカル(Abbott Medical Optics社製)」の3つだけとなります。

 

そのほかのレンズは自由診療となり、値段は片眼で30〜60万円程度となりますが、最新鋭の高性能レンズが使えるというのが最大のメリットでしょう。

おわりに

いかがでしたか?
怖い病気ではありますが、適切な処置を行えば目が見えなくなることはありません。
なかなか症状に気づきにくいところもありますが、目に違和感があったり、何かおかしいなと思ったらすぐに眼科にいきましょう。

 

いつまでも素敵な景色を眺められるよう、しっかり検査をして目の健康を守りましょうね。